GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり (正規版+外伝).txt

Category
Date
2015-07-24 22:26
Submitter
Seeders
0
Information
No information.
Leechers
0
File size
4.4 MiB
Completed
536
Info hash
39ac2f38c033ac2826b79be384d763aaeba97d6f
Description

以下の部分が抜けてた。すまん、肝心な部分なのに。

自衛隊は、彼の地にて、斯くのごとく戦った。と。

酔っ払った栗林を官舎へと放り込みんだ伊丹は、銀座の駐屯地中央にある、巨大なドームへと足を運んだ。

既に日付も代わろうとする深夜だ。

その空間は暗く、誰もいない。

かつて、このドームの中には門があった。今でも、門が開かれた時のために、以前のままとされている。

伊丹は独り、門のあった場所に、憔悴した表情であぐらをかいて座り込む。

「いったい、いつまで待てばいい」

くそっ

伊丹は、拳でコンクリート製の床を叩いた。

「わぁぁぁぁぁぁぁっ!」

感情のままに発せられた伊丹の声は、広々としたドームの中で反響して響いた。

頭を抱え、天を仰ぐ。

ダイヤの原石は火にくべられてしまった。それによって、片割れたる半身と致命的な違いが生じてしまったのかも知れない。

だから、レレイはこの世界が見付けられないのかも知れない。

くそっ!

「わぁぁぁぁぁぁぁっ!」

伊丹は、カチカチカチとカッターを取り出しと、自分の左腕に突き立てた。

何度も。

何度も。

「わぁぁぁぁぁぁっ!」

コンクリートに血が流れ、紅い染みをどんどん拡げていった。

さらに腕にカッターを突き立てようとしたその時、伊丹の身体に体当たりするように誰かがぶつかった。一人じゃない、二人、三人と次々と伊丹にぶつかって来た。

「なっ!」

伊丹は自分を床に押し倒したものに殴られた。

「やっと、見付けたっ!」

「おとうさんっ!」

見れば、ロゥリィ、そして伊丹の血で銀の髪を紅く染めたレレイ、そして同様に伊丹の血で頬を汚すテュカだった。

三人とも汚れるのも構わずに伊丹に抱きつき、頬ずりしている。

ロゥリィは伊丹の襟首を締め上げながら「やっと見付けたわぁ」と、伊丹と繋がっている証たる左腕の傷を示した。その傷は、「ハヤクコイ、ココニイルゾ!」という字の形をとっていた。

その背後には門が開いている。ヤオが涙を流しながら佇んでいた。

『All truth END』

File list
  • GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり (正規版+外伝).txt (4.4 MiB)
Comments — 0
No comments.